944年に建立されたバトゥアン寺院 / Pura Batuan

ウブド近郊にある「バトゥアン寺院」（Pura Batuan）は、美しい彫刻がたくさん施されていることで知られています。

944年に建立されたバトゥアン寺院

バトゥアン寺院があるバトゥアン村は、ちょうどウブド村とバトゥブラン村の中間にあり、ウブド村以前に芸術文化が栄えた村です。現在も絵画と舞踊の芸術の村として知られています。

このバトゥアン村管轄の「バトゥアン寺院」（Pura Batuan）は、944年に建立という古い歴史があります。

「バトゥアン寺院」は、こうした豊かな文化を背景に、寺院の割れ門をはじめ、寺院全体に見事な彫刻が施されています。バリ・ヒンドゥ独特のつくりが見所です。

寺院内では足や肩を露出してはいけないため、観光客はサルンという腰布を巻く必要があります。入り口で寄付した後、素晴らしい彫刻がある割れ門を通って中に入ると、正面に悪霊避けの衝立のような壁があります。

きれいに清掃され、厳かな雰囲気が漂う寺院の境内に入ると、右側には見事な彫刻が施された奉納舞台があります。

決して大きな寺院ではありませんが、舞台の正面にはラーマーヤナ物語をモチーフとした絵画があり、屋根のハリには聖獣・ガルーダの彫刻があります。

また、バトゥアン寺院の近隣には、「バリ・バード・パーク」「バリ動物園」「スカワティ市場」などのスポットもあります。ウブド観光の前後に、立ち寄りたいものです！