バリ島屈指のパワースポット、ティルタウンプル寺院
バリ島の中部、ウブドゥの近郊にあるティルタウンプル寺院(英語読みではティルタ・エンプル寺院)は、バリのワルマデワ王朝(10~14世紀)に建設されたバリ・ヒンドゥー教の寺院です。
バリ島に数ある寺院の中でも由緒あるお寺の一つで、「聖水寺」として知られています。寺院には聖峰アグン山からの湧水と言わている「聖水」が豊富に湧き出す泉があり、その聖水をあびる沐浴場は、左側に20の水の出口、右側に10の水の出口があります。
寺院の名前の「ティルタ」とは「水」の意味で、「ウンプル」(エンプル)は「聖なる」という意味です。その昔、インドラ神がこの泉を湧き出させて、他の神々を生き返らせたと言う伝承も残されています。ティルタ ウンプル寺院がパワースポットである所以です。
聖なる水でムルカット(沐浴)を体験
ティルタウンプル寺院の泉から沸く水は、聖水として無病息災の力があると信じられており、ペットボトルやポリタンクで聖水を汲みに来る人もいます。
また、世界中からの旅行者・観光客が沐浴に訪れています。一般の方でも沐浴することができます。
入場料金はRp15,000。車で来る場合は別途、駐車料金が必要です。他の寺院や神聖な場所と同じく、寺院の敷地内に入るには、サロン(腰布)と腰帯を(スレンダン)を巻く必要があります。用意していかなくても、寺院入り口で借りることができます。Rd10,000ほどです。鍵付きのロッカーもRd15,000で利用できます。
観光客の訪問が制限されていた時もあったようですが、現在、観光客も訪問することができます。境内での写真撮影も問題なくできるハズです。また、沐浴場の奥にある広場でのグループ祈祷にも参加できます。
ティルタ ウンプル寺院へのアクセス
ティルタ ウンプル寺院までは、ウブドから車で約1時間。クタからは車で約2時間ほどの距離にあります。車をカーチャーターで行くのが一般的なアクセス方法です。
ティルタウンプル寺院の詳細地図
ティルタ ウンプル寺院の概要
- 正式名称
- ティルタ ウンプル寺院 / Puru Tirtha Empul
- 住所
- Jl. Tirta, Manukaya, Kec. Tampaksiring, Kabupaten Gianyar, Bali 80552
- Tel
- –
- 入場料金
- 15,000ルピア
- 開館時間
- 08:00~18:00
- 休業日
- 無休